2009年10月12日

ユースホステル加波山荘

ユースホステル加波山荘

 古いユースホステルですので、老朽化が目立っていますが、私の好きなユースホステルで、泊まる価値があると思います。なぜならば、日本のユースホステルでも、最も古いユースホステルであり、それだけにユースホステル本来の味わいが残っているからです。マネージャーは親切でホスピタリティに溢れていますし、料理も美味しくてボリュームもあります。

 私が、はじめて、このユースホステルを使ったのは、筑波万博の時でしたが、それいらい、気に入って何回か利用させていただきました。茨城県は、歴史好きの人間としては、たまらない場所ですから、水戸で歴史散策をする時は、かならずといっていいほど、ユースホステル加波山荘を利用したものです。




加波山
 ところでユースホステル加波山荘の名前にもなっている加波山は、古くから山岳信仰の対象となっていて、山中には祠がいっぱいあり、737の神々が祀られています。天狗の山としても知られており、山頂には、日本武尊の東征の際に創建されたといわれる加波山神社があります。最初は、マイナーな山と思って加波山に登ったら、その山容に衝撃をうけました。一度行ったらやみつきになる山です。
http://www.kabasan.or.jp/m3/index.html
http://www.kabasan.or.jp/m7/index.html
ぜひ行ってみてください。ユースホステルは、加波山神社の神主さんがマネージャーをやっていますので、いろいろお話をきくことができると思います。


加波山神社

 日本武尊が関東遠征の時に加波山に登り、三神(天御中主神・日の神・月の神)を祭り、社を建て加波山天中宮が創建されたと伝わっています。西暦800年には、坂上田村麿が戦勝を祈願し、大同元年(西暦806年)に社殿を寄進されたそうです。そして弘仁5年(西暦809年)には、従五位下を朝廷より賜り、第五十二代嵯峨天皇より多数の御神宝が奉納され、天皇の御宸筆の掛軸が残されています。それほど古い神社なわけです。

 その後、和歌山県の、熊野山の御祭神が、樺山山頂に祀られ、新宮・本宮の二社が新たに創建されました。奈良平安、鎌倉・室町時代には、山内に仏教寺院が建ち神仏混交の形になり、この頃に七百余の神々を奉る霊場が整えられました。

 江戸時代にはいると加波山大権現と称し、別当寺院が三社を支配するようになり、山伏・修験者の真言密教加波山三光流の道場・霊場として栄えました。また加波山中宮は、水戸徳川家の崇敬厚く、水戸藩の領内をはじめ、県内・外の村内安全・家内安全・嵐除・農業・産業・開運・子授け・安産・海上安全・大漁満足の神社として信仰され大いに栄え現在にいたっています。

 ところが明治元年の神仏分離令により寺院は廃止され、明治6年に天中宮・新宮・本宮の中で、由緒古く正しい加波山天中宮は郷社に列せられ社名を、加波山神社に改め、初代宮司に元水戸藩家老・鈴木石見守重義が任ぜられました。

 明治11年には、参拝者の便宜をはかって八郷町大塚の加波山のふもとに、御拝殿を建て、また、明治34年に真壁町長岡にも、崇敬者の希望により、御拝殿・社務所を建て、加波山々頂・八郷・真壁の三箇所の拝殿にて御祈願・社務を司っています。加波山神社の神主さんがユースホステルマネージャーをやっています。


たばこ神社・巨大キセル
 1954年、ひょう害を受けた笠間市の農家が、加波山神社に豊作を祈ったところ、葉タバコの勢いが回復しました。そのお礼にと、大きなキセルを奉納しました。そして、この話を聞いた町民が、たばこ神社を建立し、祭りを始めました。
 ちなみに最初に奉納されたキセルは、モウソウ竹とトタンで作られ、長さ3・5メートルでした。湿気などで傷みが激しくなったため、現在の2代目は、吸い口などは銅製。

〒300-4403 茨城県桜川市真壁町長岡891
TEL:0296-55-3288
FAX:0296-55-5266
収容数 15人


日本ユースホステル協会サイトより
700メートルの山頂にあります。徒歩2時間、車で1時間1合目に分室あり。夏山8月中山開き禪定祭(霊場めぐり)案内人要します。

交通: 水戸線岩瀬駅から車にて20分
施設: 木造2階建て。 休館: 元旦より5日間



ホームページ
http://www.jyh.or.jp/yhguide/kanto/kabasan/index.html

詳細地図
http://www.jyh.or.jp/yhguide/kanto/kabasan/index.html

交通: 水戸線岩瀬駅から車にて20分

施設: 木造2階建て。 休館: 12月30日〜1月10日
posted by 北軽井沢YGHマネージャー at 15:04| 茨城県のユースホステル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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